こんにちは。武田塾所沢校講師の山本です。
英語の勉強をして行く上で最も重要なものは文法と言われています。
そのため書店には多くの文法問題集、例えばオーソドックスなものだと『Vintage』、『アップグレード』、『ネクステージ』などがあります。
しかし膨大な数の問題集があるが故に受験生の皆さんはどの問題集を行うか迷ってしまうと思います。
ですからそのような疑問に答えるために今回は各参考書を比較し、
さらに文法問題集を解く際の勉強法について皆さんに伝えていこうと思います。
今回はよく書店でも目にするVintage、ネクステ、アップグレードを比較していきます。
まずこの3つの参考書について大まかに説明するとどれも文法、語法、会話表現、単語、発音・アクセントとに分かれていて、今回はその中の「文法」についてピックアップしていきます。
問題数はVintageは524問、ネクステは514問、アップグレードは525問となっておりほとんど変わらないといえます。
次に難易度ですが一通り解いてみると似たような問題が頻発しており難易度もさほど変わらない。
このような分析からある結論にたどり着きました。
その結論とは大事なのは問題集ではなく『勉強のやり方』だということです。
それでは文法問題集の使い方について述べていこうと思います。
最初は問題を解いて下さい。
しかし先程述べた文法問題集はセンター試験の文法問題のように選択形式になっているため、解いているうちに答えの選択肢を覚えていて解けたりまたなんとなく解けたりします。
ですがこのような勉強法をしていても初見で見る問題に対応できないので、
問題を解く際はなぜその答えに至ったのか人に説明するように解いて下さい。
そうしているうちに初見で見る問題も理論的に解けるようになります。
次に問題が解けたら解説を読んで下さい。
ここで大切なのは答えを覚えるのではなくなぜその答えになったのか、という事を意識しながら解説を読んで下さい。
最後に答えがわかったら答えを当てはめてその文を訳してみてください。
それをすることで文法だけでなく長文や英文解釈の勉強にもなります。
長文や解釈などで出てくる文法知識は文法問題集に載っている文法知識よりはるかに少ないです。
なので
ここに出てくる文を全て訳せるようになると長文や解釈で文法的に困る事が圧倒的に減ります。
この勉強を続け全ての問題を一通り終わらせたら、ランダムに問題を選び先程述べた勉強法と同様のやり方で解き進めてください。
最後にこれらの問題集ではマーチレベルの文法問題までしか対応していないので、それ以上の大学を受ける人は先程述べた勉強法でファイナル標準編や難関編 といった難関大レベルの問題集に進んでください。
以上、私が受験生時代に行っていた勉強法でした!