皆さん、こんにちわ!
最近、生徒が増えてきて少しずつ活気が出てきた逆転合格の武田塾所沢校です。
定番と化してきました、医療シリーズも今回で4番目となります。
今回は臨床工学技士について掻い摘んでバッサリと説明していこうかと思います。
臨床工学技士
聞いてもコレだと答えられる方は医療従事者の方だけかもしれませんね(笑)
「臨床工学技士」とは、厚生労働大臣の免許を受けて、臨床工学技士の名称を用いて、医師の指示の下に、生命維持装置の操作(生命維持管理装置の先端部の身体への接続又は身体からの除去であって政令で定めるものを含む。)及び保守点検を行うことを業とする者(臨床工学技士法より抜粋)
何だか分かりづらいので簡単に言うとこうです。
臨床工学技士とは人工呼吸器や人工肺装置、血圧浄化装置等の生命維持装置の操作および保守点検(管理や修理)等を行う専門家
因みにこの臨床工学技士、近年の医療機器の高性能化に伴い業界ではかなり需要の高い仕事の1つです。
一般外来で用いる透析機器等の機器のメンテナンスはもちろんの事、手術する際にもこチームの一員として一緒に手術室に入り医師の指示に従って、心肺補助循環装置の操作や酸素吸入時の濃度管理、心停止液の注入や血液透析、カテーテル、輸血の際のポンプ操作等様々な事を行います。
その他、集中治療室の患者さんの生命維持装置の管理や機器会社のSEから保守点検に関しての説明を聞き、機器の使い方をスタッフに説明したり、壊れてしまった医療機器の修理も担当している等、様々な面で活躍が見込まれています。
臨床工学技士の名前の表す通り、医療知識も必要なうえに工学にも精通していなければならない仕事なので
国家資格を目指す際には結構な勉強が必要なのは言うまでもありません。
まぁ、医師と同じように医療従事者として
人の命を扱う職業に就くには勉強して当然とも言えますが・・・(^^;)
臨床工学技士は専門学校を除くと
日本大学の工学部や川崎医療福祉大学の臨床工学科、首都大東京の工学部等がこの資格を目指せる事になっています。
試験科目としては工学部の併設である事が多く、多くの場合で数学・英語・理科が必要である事が多いです。
華々しい、医師や薬剤師、看護婦等だけではなく、地味でも臨床検査技師や臨床工学士等の職人の存在は
日本にとって財産であり医療先進国である日本には必要不可欠な専門家集団といえるでしょう。
人気の高い医療業界。
目指すなら一刻も早い方が良いです。武田塾にはあなたを合格へ近づける自信があります!
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