こんにちわ!
逆転合格の武田塾所沢校です。
今回は近年、人気の高い看護の分野を個人的な見解とともに解説していこうと思います(笑)
さて、女性を中心に近年看護学部の倍率が上がっています。
例を挙げてみますと・・・
看護学部でトップレベルである上智大学の看護学科の倍率は約4倍前後
杏林大学の保健学部看護学専攻では7~8倍といった比較的高い倍率で入試は推移しています。
狭き門である大学の看護学科・・・
しかし、
大学の看護学科に行かなくても実は看護師になれちゃいます!
その方法は専門学校に2年行って准看護師免許を取得した後
看護学科(3年制)に行って勉強し、国家試験に合格する方法です!
もちろんお金もかかります・・・。
平均的に准看護師の2年制のプログラムを卒業するための費用は国立と私立で違いますが
国公立:0~150万円
私立:250~300万円
程度となります。
上記の金額+3年の正看護師養成課程の金額
こちらが平均的に100万円~300万円かかりますので・・・
計400~700万円かかることになります。
では、正看護師にストレートでなった場合
どれ位学費がかかるのでしょうか?
計760万円程度ですね。
こうしてみると金額的には似たようなものですが
1年多く准看護師を経てしまうとかかってしまいます。
准看護師は働きながら取得される方も多く、2年で取得可能なことも魅力ですが・・
私の友人の看護師(元准看護師)に言う所によると「遠回りしないで、最初から正看護師を目指せばよかった」だそうです。
ストレートな意見を有難う、友人K。
では、簡単に准看護師と看護師の違いを見ていくとしましょう。
准看護師
・公的資格(都道府県毎に設定)
・学校は2年のみなので学費を抑えられる。
・カリキュラム的には働いていても取得可能。
・正看護師に指示をする事は出来ない。
正看護師
・国家資格
・准看護師よりも昇進が早い。
・仕事内容が同じでも給与が准看護師に比べ高い。
・基本的に医師以外からは指示を受けない。
・准看護師に比べ責任を持つ事が多い。
・2年制よりも4年生の為、学費がかさむ。
・看護について基礎的な部分から学べる。
・准看護師に比べ求人が多い。
というメリットとデメリットがあります。
うーん
中々、難しいですね。
ただ、准看護師と正看護師の両方を実際に体験したKは、自分の考えで動きづらい(動いてはいけない)のが
准看護師、その分責任が多いのが正看護師と区別するように言いました。
彼は、准看護師時代に私に「何故、同じ仕事なのに准看護師の方が給与が低いのか。」
とよく私に愚痴をいいましたが、今では「自己責任という重みの対価の差が給与の差」だと私に言っています。
准看護師と正看護師どっちがいいのかは個人次第ですが
前の薬剤師の話と同じく、目指すなら正看護師を目指した方がいいのかもしれませんね。
わが所沢校でも看護の道に進みたい生徒がおりますが
多くが看護学部(4年制)志望!ぜひ激戦を勝ち抜いて栄光を勝ち取っていただきたいですね!
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